今年の夏に、天然麹菌にとりくむ、若き味噌職人さんと出会いました!藤原みそこうじ店さんです。

天然麹菌は、化学的に培養をしない自然の工程な麹菌です。
藤原さんは、天然麹菌のお味噌の商品化を準備中です。ふたはでも、販売させていただく予定です。

現在は一般的麹菌でこだわりの非加熱味噌を製造していらっしゃいますので、それらを量り売りにて販売しております。
藤原さんの妥協無さは多数あって書ききれませんが、例えば、
いい味噌を作るためにはいい山(ブナなど広葉樹が残された自然林)と水が必要であると、老舗味噌屋で修業された後、鳥取県八頭郡若桜町に移住しました。
仕込み水は氷ノ山系天然水を天候などにより場所を選びつつを自ら採取。
地元農家さんに大豆の栽培をお願いし、ご自分でも自然栽培しています。
菌たちはどんな想いだろうかと麹菌の事が頭から離れないという感性から、自然に付加ない環境と自然醸造というやり方以外ないと取り組まれています。

天然麹菌は、ミクロで見えない世界なので説明が難しいです。現代において、目に見えない透明な水や菌をぞんざいにせず真摯に取り組む人がいらっしゃるのは、得難い事に思います。「天然麹菌は、自然栽培米と天然水にしか降りてきてくれなくて、また空気のきれいな場所にしか降りてきてくれません。なので、原料や環境の綺麗さの産物です。」と藤原さんからきいた時、澄みきった風景がうかびました。
便利にしたいという願望があります。でも、根源(菌)を壊したら全てそうなる、、と自然の綺麗さがもの語っている気がしました。